後半は徐々に、帝京可児がセットプレーなどでチャンスを作り押し気味でゲームを進めていく。48分以降、両チーム交代も動き出し、仕掛けていく。64分、徳島市立のコーナーキックからのカウンターで、途中交代で投入された帝京可児10番渡邊寿樹也がスピードを生かしたドリブルで相手ペナルティエリア付近まで迫るが、徳島市立DFも負けじと対応。両チームチャンスを作るも決定機には至らず。両チームともに後半ロスタイムにGKを交代しPK戦での勝負となった。PK戦は途中交代で入った徳島市立GK米田世波が2本をセーブ。相手にプレッシャーをかけ、サドンデスになるも徳島市立がきっちり決め勝利を収めた。

(文・写真=小林優介)

 
▽令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)