互いに決定機を作れなずこう着状態が続く。後半18分、この日一番の決定機は大分、FW11番堤 聖司が左で溜め中央MF10番菊地孔明にパス、右足に持ち替えるとゴール右上にコントロールシュートも徳島市立GK1 番中川真が横っ飛びでセービング、ゴールを許さない。前後半合わせて互いにシュートは3本、ほぼ互角の戦いはスコアレスのまま70分を終了しPK戦に突入。
1人目を外した大分に対し4人目まで決めた後攻の徳島市立だったが5人目は大分GK12番塩 治晴士がストップ。 7人目を互いが外して迎えた10人目、徳島市立途中出場GK17番米田世波が止めると最後はDF12 番渡 邉浩章が決めて勝利。次戦ベスト4を賭けて、同じく阪南大高(大阪)をPKで退けた富山第一(富山)と対戦する。
(文・写真=甲斐雅人)
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)