後半開始3分、最初のチャンスは都立深沢。丁寧なビルドアップから、右サイドでワンツーに抜け出したMF8番がMF20番へとボールを繋ぐ。これをシュートで終わるも、ゴール左に外れる。この辺りからFW3番の所でボールが収まり始め、カウンターと遅攻両方を使い分け始める。

 対する都立東、後半8分MF14番のスルーパスに抜け出したMF10番が鋭いクロスを上げるもこれはゴールキーパーが反応。続く後半21分、MF13番が左サイドで抜け出しボールを受けシュートを放つ。これはゴールを揺らすもオフサイドの判定。

 何とか1点返したい都立深沢。後半26分、MF20番の見事なスルーパスから17番、11番と繋ぎシュートを放つもこれは都立東DF陣がギリギリの所でクリア。立て続けに、MF20番がまたも絶妙なタイミングでのスルーパス。これを左サイドで受けたFW3番が鋭いクロスを上げるもGKがナイスセーブ。

 後半33分、都立東に絶好のチャンス。MF14番が1対1で相手を抑えながらシュートを放つもこれは枠の外。

 ここで試合終了のホイッスル。後半に攻撃の形を見せた都立深沢であったが一歩及ばず。一方、駒を進めた都立東。筆頭すべきは攻撃陣だけでなく、GKからのパントキックは正確で一つの武器になっていた。18日に行われる次戦では都立片倉と激突する。

▽大会日程・結果
2015年 第94回全国高校サッカー選手権東京一次予選