試合風景

 いよいよ開幕した 2015年第94回全国高校サッカー選手権東京予選。

 16日、緑のユニフォームの都立深川と、青のユニフォームの都立高島の一戦が都立片倉高等学校グラウンドで行われた。

 先に試合の主導権を握ったのはキックオフ直後から積極的に仕掛ける都立高島。1分、右サイドを崩し中に早いクロスを入れるとこれが相手DFのオウンゴールを誘い、ラッキーな形で都立高島が先制する。

 続けて6分、ペナルティーエリア正面手前で都立高島の9番が倒され、絶好の位置でFKを獲得すると、これを10番がゴール左隅に直接流し込み、追加点を挙げる。

 不運な形で、試合開始わずか6分で2点のビハインドを背負った都立深川は、序盤の2得点で一気に攻勢に出る都立高島の怒涛の攻撃を、GKを中心とした堅い守りで、その後は得点を許さず0-2のまま前半を終える。

 後半に入っても都立高島ペースで試合は進み、都立深川は防戦一方となる。一矢報いたい都立深川だが、都立高島のDF陣も落ち着いて対応して相手にチャンスを作らせない。都立高島も終止攻め込むものの、後半は都立深川のゴールネットを揺らす事はできない。

 結局後半は両チームスコアレスに終わり、前半の2点のリードを守りきった都立高島が次戦の早稲田との対戦へと勝ち進んだ。

▽大会日程・結果
2015年 第94回全国高校サッカー選手権東京一次予選