開始早々、日大二10番藤好が強烈なミドルシュートを左足で打つもこれはゴールならず。前半7分、東京都市大付の攻撃。左サイドから突破した10番山田のクロスに、11番吉澤がニアで身体を張り潰れると、ゴール前に7番新村が詰める。絶好のチャンスを迎えるが、ゴールにはならない。東京都市大付は、11番吉澤がスピードを活かした裏抜けとタイミングの良い受けを繰り返し、7番新村は前からのプレシング、10番山田は技術を活かしたドリブルで攻撃を牽引する。6番八木、14番有住は攻守に奔走し、4番大石と18番小川がダブルブレインとして守備をロックする。日大二は6番鵜澤がつなぎ役として中盤に陣取り、9番正親が前線でタメを作った所に、10番藤好が高い位置で絡みチャンスを作り、11番小野田、4番黒岡はサイドでのドリブルと駆け引きで攻撃にオプションを持たせる。

 前半30分、東京都市大付7番新村がワンフェイントでズラしてからシュート。しかし、これは枠の外。同35分、日大二10番藤好が中央をドリブルで駆け上がり左足でシュート。惜しくもゴールを外れる。前半は両者チャンスを作りつつ、このまま前半は終了。バーを叩く等惜しいシーンもあった日大二、10番藤好、9番正親が前線から突破口を見つけられるか?11番吉澤、10番山田、7番新村が前線で絡んだ時に相手を脅かしていた東京都大附、後ろは18番小川があらゆる所に顔を出し、相手の攻撃を未然に防いでいた。

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