後半3分、日大二10番藤好がGK山村からインターセプト、しかしボールは溢れ、GK山村が再度掻き出す。一旦は事なきを得たが、このコーナーから、クロスが上がると8番多がファーでヘディング。良いコースに飛ぶもGK山村がギリギリで弾き出す。
均衡が破れたのは同6分、日大二8番多の蹴ったコーナーに5番棚橋がファーで頭で合わせ、見事ネットを揺らし、待望の1点が入る。同11分、東京都大付11番吉澤が中盤のルーズボールを拾うと、前がかりに出たキーパーの位置を確認。ループを放つも、これはゴールにはならず。何とか同点に追いつきたい東京都市大府も途中出場の16番小林凛太朗の前線での頑張りもあり、攻撃が活性化する。また、ビルドアップに勇気を持ち始めた東京都市大府は5番中村、18番小川、14番有住でゲームを作り始める。同35分、日大二左サイドから8番多があげたクロスに12番北村俊太が合わせるも、GK山村が捨て身のセービングでゴールを救う。 後半終了間際、日大二10番藤好が裏に抜け出し、キーパーとの一対一からループ。しかし、これをGK西山がまたしてもギリギリでボールに触れ、ピンチを救う。最後まで試合を諦めない東京都市大府であったが、ここで試合終了のホイッスル。東京都市大府が相手を脅かすシーンもあったが、しっかりとチャンスを物にした日大二が次に駒を進めた。
(文・写真 石津大輝)