日章学園が大金星!PK戦の末、候補の一角を退ける

 優勝候補の一角といっても差し支えない市立船橋(千葉)が、まさかの初戦敗退となった。激戦区・千葉を3年ぶりに突破し、6回目の全国制覇を目標に掲げていたが、その道がいきなり閉ざされた。

 大金星を挙げたのは日章学園(宮崎)だ。全体的に押され気味の展開ながら、粘り強く戦い、スコアレスドローのままPK戦にもつれ込み、7対6で強豪を退けた。

「この1週間、PKの練習を積み重ねてきたけれど、それが功を奏した」と、早稲田一男監督は相好を崩す。後半終了間際にGKを福山智仁(3年)から清原寛斗(2年)に代えるなど、PK戦への準備を整えた。

「清原は読みがいいというか、勝負師的なところがあって、こういう大事な状況で、何かやってくれるんじゃないかと思った」(早稲田監督)

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