仙台育英、壮絶なPK戦を制し8強 日大藤沢は3回戦敗退

 1月3日、第98回全国高校サッカー選手権大会3回戦が行われ、仙台育英(宮城)がPK戦の末に日大藤沢(神奈川)を退け30大会ぶりとなる8強進出を決めた。

 前半から日大藤沢がボールを支配。幾度か決定機を迎えるも相手守備陣に阻まれゴールに至らず。一方、仙台育英は試合を通してシュート1本に抑え込まれ、0-0のまま前後半を終えPK戦へ。両チーム合わせて20人が蹴ったPK戦は、9-8で仙台育英が制し8強入りを決めた。一方、全国総体優勝校でセレッソ大阪加入内定のFW西川潤を擁する桐光学園を下して5年ぶりの全国に帰ってきた日大藤沢だったが、その時記録した同校史上最高成績となる4強には届かず、3回戦で全国の舞台から去ることとなった。

 勝った仙台育英は次戦でJリーグ内定者3人を擁する帝京長岡(新潟)と激突する。


▽第98回全国高校サッカー選手権大会
第98回全国高校サッカー選手権大会