「1試合、1試合を大切に修正を重ねてきた」十文字が決勝への切符を獲得
インターハイ女子準決勝は、南城市陸上競技場で、宮城県代表の聖和学園対東京都代表の十文字の試合が行われ、十文字が2‐1で聖和学園を下し決勝進出を決めた。
聖和学園のスターティングメンバーは、GK大矢内陽菜、DFは、夏目歩実、島村美風、葛西由衣、長谷川来夢、MFは、田邉寧、宮田あすか、櫻井まどか、櫨川結菜、FWは、野中花、櫻庭琴乃の布陣で挑む。7番キャプテン宮田あすかを中心に、両サイドアタッカーからチャンスを作る。対する、十文字のスターティングメンバーは、GK白尾朱寧、DFは、長若奈、杉澤海星、田頭花菜、月東優季、MFは、三谷和華奈、藤田美優、村田莉菜、渡邉優、FWは、原田えな、藤野あおばの布陣で挑む。10番原田えな、9番藤野あおばの決定力で決勝進出を目指す。
試合は序盤、聖和学園ペースで進む。右サイドの8番田邉寧がドリブルで仕掛け多くのチャンスを生むが、これに十文字DFもうまく連携して対応し、決定機までには至らない。一方、十文字の攻撃は、ディフェンスラインからのビルドアップで崩していき、9番藤野あおばまで繋げるも、聖和学園も粘り強い守備を見せ、得点にはつながらない。両チームここまで無失点で勝ち上がってきた安定した守備力で互角の戦いを続ける。
令和元年度全国高校サッカーインターハイ(総体)女子