前半3点奪取の修徳が創価を振り切り2回戦へ

 10月14日、第98回全国高校サッカー選手権東京予選の2次トーナメント1回戦が行われ、修徳創価を3-1で下し初戦を突破した。

 修徳のスターティングメンバーはGKに奥谷将、DFに2番木野将太郎、3番辻秋馬、4番高橋港斗、5番松本拓己、MFに6番ブワニカ啓太、7番川島大輝、8番内澤海大、10番大森博、FWに9番花嶋亮、11番稲邑慧大。対する創価のスターティングメンバーはGKにルフィンゴヘリー大樹、DFに3番中澤勇輝、5番谷村侑紀、4番結城慶吾、2番舟津貴志、MFに6番新妻正之、10番廣戸励、23番宮下誠一、FWに11番酒井隆、9番小林城就、19番鈴木康平。

 立ち上がりからペースを掴んだのは修徳。前半13分、修徳11番稲邑の左サイドからのクロスに、6番ブワニカが長身を活かした打点の高いヘディング。これが見事に決まり先制点を挙げると、同22分には修徳4番高橋がミドルシュートを決めリードを広げる。さらに39分、修徳5番松本が左サイドからアーリークロスを上げると、9番花嶋がファーサイドにヘディングで流し込み3点目を奪取。このまま修徳が3点をリードし前半を折り返す。

 後半に入り、創価は19番鈴木の前線での精力的な動きに周りも応えるように、怒涛の攻撃で修徳を押し込む。3番中澤、9番小林、4番高橋、5番松本とフィジカル的に優れた選手を押し上げ、更には23番宮下のロングスローで相手を押し込み、パワープレーとドリブルの二枚刃でゴールに迫る。すると後半40分、創価10番廣戸のフリーキックの溢れに、9番小林が詰め執念で押し込み1点を返す。創価は会場全体が一体となり最後まで修徳に迫るも前半の3点が大きく響き万事休す。3-1で勝利した修徳が次戦に駒を進めた。

(文・写真=石津大輝)

▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
第98回全国高校サッカー選手権東京予選