後半開始早々、都立東久留米総合にスーパーゴールが生まれる。12番松山翔哉が裏への抜け出しから、反転しながら巧みに相手と入れ替わりドライブシュートを放つとこれが見事に決まり1-0と先制する。都立東久留米総合はカウンター時に2番亀井啓汰がスピードを活かしサイドで突破を見せ、10番野口大陽が中盤で技術を遺憾なく発揮する。国士舘8番坂本達哉は右サイドでの巧みな駆け引きと、更にゴール奥まで届くロングスローを投げ攻撃の肝となる。後半23分、国士舘2番小山拡がゴール前右でチャンスを迎える。左サイドから流れてきたボールをシュートするも、GK酒井真が反応しゴールにはならず。同28分、今度は都立東久留米総合。右サイドのコーナーを4番岩田蓮太がファーサイドで打点の高いヘディングで叩くも、僅か外に逸れ追加点とはならず。
最後まで諦めない国士舘だったが、都立東久留米総合の巧みなボールキープで無情にも時間は刻一刻と過ぎていく。そして、このまま1-0で試合終了となり、都立東久留米総合が松山翔哉のスーパーゴールにより1-0で勝利した。
(文・写真=石津大輝)
▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
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