関東一、駒澤大学高等学校との死闘を制し全国まであと2つ

 10月26日、第98回全国高校サッカー選手権東京予選のBブロック準々決勝が行われ、関東一がスコアレスで突入したPK戦を5-3で制し駒澤大学高等学校の2年連続での選手権出場を阻止した。

前半序盤はボールが落ち着かない展開に。後ろは4番原田大渡、5番小林泰晟、中盤は18番内田哲平、20番松本悠佑、前線は9番佐藤海来と空中戦に自信のある選手を揃えた駒澤大学高等学校。それに対し、前線で身体を張る4番横山慎也や中盤にどっしり構える8番佐藤誠也、10番笠井佳祐を筆頭に真っ向勝負を厭わない関東一。

前半22分、関東一14番類家暁がボックス外でファールを誘い絶好の位置でFKを手にする。トリックプレーから15番池田健人がシュートを放つもゴールにはならず。同30分以降、関東一はコンパクトに陣形を保ちながらも、2番鹿股翼,10番笠井佳祐、7番岡田琉空、8番佐藤誠也などが寄り細かくパスを繋ごうとしたり、16番平田晟也がスピードで縦に引っ張ったりと違う模様を見せ始める。駒澤大学高等学校も前半終了間際、18番内田哲平、9番佐藤海来、20番松本琉佑、3番大岡忠義などを集結した状態から7番手島大雅の一級品のロングスローでゴールを再三脅かすも得点にはならず。前半は0-0で終了する。

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▽第98回全国高校サッカー選手権東京予選
第98回全国高校サッカー選手権東京予選