セミファイナルが初戦となった市立船橋、序盤から猛攻を仕掛け快勝
隙のない戦いぶりで勝ち名乗りを上げた。
11月24日に高校サッカー選手権の千葉県予選準決勝が行われ、市立船橋が専大松戸を4−0で下した。
畑大雅が10月下旬からブラジルで開催されていたU-17ワールドカップに参加していた影響で、このセミファイナルが初戦となった市立船橋。シード校の難しさや3日前にプレミアリーグEASTを戦った影響が懸念されたが、序盤から猛攻を仕掛けた。
4−2−3−1の布陣でスタートすると、相手の背後を効果的に使って攻撃を展開。トップ下の鈴木唯人と最前線の松谷昴輝がボールを収め、右サイドハーフの森英希などが局面を打開していく。左SBの植松建斗、右SBの畑も高い位置を取り、厚みのあるアタックで専修大松戸を押し込んだ。
スコアが動いたのは前半9分。右サイドを抜け出した松谷が畑のラストパスに反応すると、角度のないところからネットを揺らした。以降も主導権を握り、同36分には畑の高速クロスに松谷が頭で合わせて追加点。最高の形で前半を折り返した。
▽第98回全国高校サッカー選手権千葉予選
第98回全国高校サッカー選手権千葉予選