高槻、布施工科とのシーソーゲームを制す

 9月7日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選3回戦がJ-GREEN堺で行われ、点の取り合いとなった一戦は高槻布施工科を下し4回戦に進出した。

 序盤は青のユニフォームの高槻が押し込む展開。すると開始わずか5分、高槻8番井藤颯太がゴールを決めて先制。このまま高槻が優勢で試合が進行するかと思われたが、白のユニフォームの布施工科の反撃が始まる。布施工科は失点から2分後の7分に16番倉光泰地が同点弾。続く15分には5番二宮凌がゴールを決めて逆転に成功。高槻も27分に11番加藤吹雪のゴールで追いすがるが、前半終了間際の34分、布施工科44番真鍋瑠伊のゴールで再び逆転を許す。

 

 後半は追いつきたい高槻が攻勢を強める。運動量が落ちてきた布施工科はセカンドボールを拾えず深い位置でなんとか凌いでいたが、52分、高槻の8番井藤颯太にゴールを決められ同点にされると試合終了まで残り5分となったところで高槻の7番谷口拓海に逆転弾を叩き込まれ万事休す。両チームで7点を取り合うシーソーゲームは4-3で高槻が勝利した。

 

(文・写真=会田健司)