大阪偕星学園、2-0で3回戦突破 「歴史を塗り替えたい」
9月8日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選3回戦がJ-GREEN堺で行われ、大阪偕星学園が大阪を2-0で下し4回戦に駒を進めた。
大阪偕星学園は前半に16番利倉大河が先制ゴールを決めると、後半には2番村上元樹が左サイドを深い位置までドリブルでえぐり追加点を奪いリードを2点に広げる。一方、2点のビハインドの大阪はゴールが遠く。それでも最後まであきらめない大阪はラストワンプレーで右サイドから11番上場朝陽がクロスを上げると、9番森川竜和がニアサイドでボールに触り、チャンスを迎えるもゴールには至らず。このまま試合が終了し、大阪偕星学園が2-0で次戦に駒を進めた。
試合後、大阪偕星学園の谷岡貴之監督は「負けたら敗退のトーナメントでこの暑さの中、チームとしてのまとまりを見せられたと思う。勝ち進めば厳しさは増すと思うが、このままチーム全体がまとまりを見せて、大阪が驚くような結果を出して、歴史を塗り替えたい」と力強く語った。
(文・写真=石津大輝)