10月20日、第98回全国高校サッカー選手権大阪予選2次予選5回戦がJ-GREEN堺で行われ、興國が東住吉を下しベスト16に進出した。

　シードで5回戦が初戦となったプリンスリーグ関西を戦う興國と、4回戦で寝屋川を破り勝ち上がってきた東住吉の一戦。興國はJ2金沢内定の4番MF田路耀介を中心に中盤を制し、押し気味にゲームを進め、28分、17番DF萬谷裕太のゴールで先制する。その後は東住吉守備陣が踏ん張り、興國は追加点を奪えず1-0で折り返す。後半になると興國攻撃陣が爆発。まずは45分、2番DF橋本大からのボールを10番樺山諒乃介が決めて2-0。67分、交代出場14番MF山本翔のゴールで3点目を奪取。68分、78分にこちらも交代出場の7番FW山崎希一が連続ゴールでリードを5点に広げる勝負あり。興國が危なげなく勝利した。勝利した興國は6回戦で帝塚山泉ヶ丘と対戦する。

(文・写真=会田健司)