後半、金光大阪のキックオフで試合が始まると、大阪学院大高は交代で入った24番FW形屋優堂(2年)がボールを奪いに果敢に金光大阪陣地を走り回る。後半6分、大阪学院大高DF矢部風真(3年)のスローインから24番FW形屋優堂(2年)が納めそこからのパス回しで攻め込むも最後はゴールまで行けず。すると同16分、金光大阪のコーナキックキックの場面。前半もコーナキックで失点をしている大阪学院は集中して挑むも金光大阪5番DF河野綾介(3年)の正確なボールは3番DF半田勘太郎(3年)に渡りシュート。このシュートが決まり金光大阪に追加点。2−0となる。その後、大阪学院大高が1点を取りに攻勢に出るも、金光大阪もしっかり守り無失点で守り抜き2-0で試合は終了した。

勝利した金光大阪の岩松哲也監督は「チームが上手く機能しない中、我慢して点を取って勝ちきった事は次に繋がる。ただもう少し落ち着いてボールを動かすところ、飛ばすところを使い分けて出来るように繋げていきたいと思う」と課題を口にしたが「セットプレーを沢山練習しているので、セットプレーでの得点でしかも追加点も取れたのは良かった」とセットプレーから2点を奪ったチームを評価した。勝利した金光大阪は11月3日準々決勝で東大阪大柏原と対戦する。

(文・写真=谷口一樹)

▽第98回全国高校サッカー選手権大阪予選
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