MF半沢愛斗ミドル弾で聖光学院が勝利
11月16日、第98回全国高校サッカー選手権 福島予選の準決勝第2試合、聖光学院対福島工業が郡山市西部サッカー場で行われ、聖光学院は福島工に1-0で勝利し、決勝進出を決めた。
試合は序盤から動いた。前半13分、 聖光学院のMF半沢愛斗(3年)がペナルティエリア外から放った勢いのあるミドルシュートがゴールを揺らした。聖光学院の山田監督が、試合に掛ける想いが強すぎて空回りしていた選手たちに向けて、モチベーションを上げ自信を持たせるために前日にみせた今年の得点シーンの動画が功を奏した。半沢は、ハットトリックを達成したプリンスリーグ東北の盛岡商戦のビデオを観て、ロングシュートを決めた自分の映像にゴールのイメージを膨らませ、「(得点の)いいイメージに繋がった」と話した。決勝に駒を進めた山田監督は「尚志との決勝について山田監督は、「守備からしっかり入りボールを奪いきる。チャレンジャー精神で臨みたい」と抱負を語った。
一方、県立高校で唯一4強に入った福島工は、聖光学院に対しハードワークし互角に勝負したが、惜しくも全国切符を逃した。
(文・写真=佐藤成美)
▽第98回全国高校サッカー選手権福島予選
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