前橋育英、V王手!矢板中央に2-1で勝利
8月10日、第7回和倉ユース(U-18)サッカー大会の決勝トーナメント準決勝で前橋育英(群馬)が矢板中央(栃木)を2-1で下し決勝進出を決めた。
暑さを物ともせずに、序盤から飛ばしたのは矢板中央。57番左合修士が中央を重心の低いドリブルで切り裂く。しかし、次第に前橋育英が短長のパスでピッチを広く使い始めゲームをコントロール。小回りの効く中盤の選手の細かいパスワークとターンで、矢板中央の守備網を撹乱させる。
そんななか、前橋育英は13分、60番山岸楓樹がトーキック気味に技ありのシュートで先制ゴールを奪うと、24分には今度は60番山岸楓樹のスルーパスに反応した47番西山蓮平がキーパーとの一対一を冷静に決め、前半のうちに2点をリードする。一方、2点のビハインドを背負った矢板中央は後半に57番左合修士が決め1点を返すも、反撃はここまで。2-1で勝った前橋育英が3年ぶりの優勝に王手をかけた。
(文・写真=石津大輝)
第7回和倉ユース(U-18)サッカー大会