エンドが替わった後半開始早々に試合が動く。3分、早大本庄は左からのクロスを合わせ先制ゴール。1点のビハインドとなった聖望学園は、ポゼッション率を高めて同点ゴールを狙いに行く。同12分、聖望学園の鳥海が中央をドリブル突破からGKと1対1となり落ち着いてゴールに流し込み同点。同14分には廣島が右サイドをカットインから左足でシュートを放つも、サイドネット。同25分には矢島から鳥海とリズムよくボールを繋ぎ、左サイドでフリーになった途中交代の大野へラストパスもシュートはクロスバーを叩きゴールならず。聖望学園は後半攻め込むも、早大本庄の守備を崩しきれずこのまま延長戦かと思われた同35分、聖望学園はドリブル突破を図った鳥海がペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。このPKを鳥海が自ら決めて逆転に成功。試合はこのまま終了し、2-1で聖望学園が勝利し準々決勝に駒を進めた。

(文・写真=古部亮)

▽令和元年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和元年度埼玉新人戦(新人選手権大会)