國學院久我山は後半19分にセットプレーの二次攻撃からDF加納直樹がヘディングでゲット。37分にはDF山本献の左コーナーキックからFW山本航生がこちらも頭で決めて迫ったが、あと1点が届かず。4−3と打ち合いを制した湘南がまずは昇格に向け、最初の関門を突破した。

後半入りは相手に流れを渡したが、そこをしっかりと耐えたことが勝利に繋がった。平塚監督は「神奈川の錚々たるチームの中で彼らも揉まれて戦い方を学んできている。最後は危なかったですけど、やっぱり力があるチームなので経験が生きているのかなと思いました」と振り返った。

プリンスリーグ関東昇格をかけた決定戦は健大高崎を逆転勝ちで下した山梨学院と対戦する。指揮官は「アグレッシブに、ベルマーレのスタイルでチャレンジしたい」と意気込みを語った。

(文・写真=石黒登)

▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2019プリンスリーグ関東 プレーオフ( 参入戦)
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