佐野日大、PK戦の末に栃木を下し6年ぶり新人戦V
佐野日大イレブン(写真=矢島公彦)
初優勝をかけた栃木と2年連続の決勝進出、6年ぶりの優勝をかけた佐野日大の決勝は、前半序盤から佐野日大の攻撃が続いたが、栃木もしっかり守りきる。その後徐々に県立栃木もサイドからの攻撃で果敢に攻めるもなかなかチャンスが作れない。すると前半28分に佐野日大16番平岡龍之介がゴール前に抜け出しシュートを放つとゴール隅に決まり佐野日大が先制ゴール。1-0佐野日大がリードで前半終了。
後半は序盤から県立栃木の攻撃となったが、佐野日大はGK吉野翼を中心に県立栃木にゴールを割らせない。しかし、後半33分に佐野日大がPA内でファールをとられ、県立栃木PK獲得。そのPKを7番キャプテンの上原真路がきっちりと決めて県立栃木が遂に同点。1-1で後半終了。延長戦へ突入。
延長前後半は両校とも決めてを欠いて得点を奪えず1-1のまま決着はPK戦へ。
PK戦は佐野日大、県立栃木とも2人目が外し、最後の5人目先行の県立栃木のPKを佐野日大GK吉野がファインセーブで止めると、後攻の佐野日大5人目12番瀧本貫平が決めて試合終了。4-3で佐野日大が接戦を制して6年ぶりの栃木県新人戦優勝を飾った。
(文・写真=矢島公彦)
▽令和元年度栃木新人戦(新人選手権大会)
令和元年度栃木新人戦(新人選手権大会)