後半に入っても勢いは止まらない。47分に一宮の右CKから主将・藤田和也(2年)が頭でネットを揺らすと、52分には岩永が左サイドをドリブルで切り崩し、ゴール前にラストパス。狡猾な動きで抜け出した一宮がGKとの1対1を制してリードをさらに広げる。
58分にFKの流れから鵬翔の嶋原行杜(2年)に1点を返されたものの、試合終了間際の68分に田中翼(2年)のスルーパスから一宮が試合を決定付ける5点目を奪った。
終わってみれば、5−1の快勝。相手に付け入る隙を与えず、長崎総合科学大附が勝利を手にした。
同日午後の準決勝午後では九州国際大付に0−1で惜敗したものの、18日の3位決定戦(対日章学園)に期待ができる内容だったのは間違いない。(文・写真=松尾祐希)
▽令和元年度第41回九州高校U-17サッカー大会
令和元年度第41回九州高校U-17サッカー大会