長崎総科大附、圧巻の攻撃力を見せ4強 鵬翔に5発快勝

雪が舞う天候の中で開催された準々決勝(写真=松尾祐希)

 長崎総科大附が圧巻の攻撃力を見せ、4強入りを決めた。

 九州高等学校(U-17)サッカー大会(決勝トーナメントから35分ハーフ)の3日目が2月17日に福岡市などで行われ、長崎総科大附は博多の森陸上競技場で鵬翔と対戦。時折、雪が舞う天候の中で開催された準々決勝でも、序盤から一気に攻勢を仕掛ける。

 この試合も、今季から取り組んでいるボールを繋ぐスタイルで攻撃を展開。最終ラインから丁寧にビルドアップすると、4−4−2の左サイドハーフに入る岩永空潤(2年)などが個の力で局面を打開する。「運動量がある」と小嶺忠敏監督が期待する一宮優斗(2年)と、堤太陽(2年)の2トップも豊富な運動量と動き出しの良さで相手DFを翻弄。神出鬼没のプレーで何度もペナルティエリア内でチャンスを作った。開始早々の3分に堤が先制点を奪うと、33分には途中出場の大久保彩斗(2年)の右クロスから再び堤がゴール。前半だけで2点のリードを奪い、ハーフタイムを迎えた。

【次のページ】 後半に入っても勢いは止まらない

▽令和元年度第41回九州高校U-17サッカー大会
令和元年度第41回九州高校U-17サッカー大会