尽誠学園、カウンター2発で高知中央を下す!
尽誠学園イレブン
延期となった愛媛FC・U-18戦を12月12日(土)に控えるも、いまだ勝ち点0の尽誠学園と2勝1分5敗・勝ち点7の暫定9位(10チーム中)でリーグ最終戦を迎える高知中央が対戦。試合はポゼッションからゴールを狙う高知中央と、高速カウンターを有する尽誠学園の特長がお互い色濃く出る好ゲームとなった。
3-5-2システムを組んだ高知中央はJクラブも注目するナイジェリアU-17代表経験も持つ留学生のオタボー・ケネスをセントラルMFに配し、ケネスの配球から森岡哲木(3年)、川瀬凌大(3年・主将)両ワイドの推進力を活かしたポゼッションを展開。
一方、中盤ダイヤモンドの4-4-2システムの尽誠学園は、岡﨑冬馬(3年)をディフェンスリーダーとするバックラインの積極的押し上げから中盤でボールを奪い、MF横田蒼依(3年)と岡崎航也(3年)、福家大翔(3年)2トップの3人によるドリブル突破に打開を託す策を貫いた。
そんな一進一退の時間帯が破れたのは87分のことである。尽誠学園は中盤からドリブルを仕掛けた横田のパスを受けた岡崎航がPA右から思い切りよく弾道の低いシュート。これが逆サイドネットに突き刺さると、直後の88分には今度は岡崎航がPA左からゴール前に侵入。混戦となったところを福家が押し込んで2対0とした。
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