まさに防戦一方の戦いを強いられた都立国際は両角颯をワントップに据え、中盤を厚くすることで守備から攻撃へと転じるきっかけを掴みたいところであったが、大量リードにも緩むことなくしっかりと形成された大森学園のDFラインと、ボランチによるブロックを崩すことができず。60分の岩田大和が放ったロングシュートを除いて、ゴールに迫った位置でのシュートは後半0本に終わった。
好守で圧倒した大森学園。迎えた試合終盤にはここまで2ゴールずつを決めた金子拓哉、田中の2トップがハットトリック達成に揃い踏み。64分、左サイド坂口斗馬のアシストから金子拓哉が決めて自身のハットトリック達成でチーム8点目をもたらすと68分には左サイドからのアーリークロス、こぼれたところ田中が押し込んでこちらは後半の3得点でハットトリックを決めた。
幸運な先制点をきっかけに圧巻の9ゴールを奪った大森学園。9対0の大勝で3回戦進出を果たした。