互いの健闘を称え合う
それでもまだ1点差。貪欲に同点を目指す駒場学園は後半給水タイム後、2トップを含む3人の選手交代を同時に行い、攻撃が停滞する状況の打開を図る。途中出場の選手たちに大きな期待が寄せられた。
そんな駒場学園に対して1点リードの東海大菅生はさらに攻撃のアクセルを踏み込む。迎えた60分、左サイドからのクロスをゴール前で19番が合わせる。このシュートはGKの好セーブに防がれるが、そのこぼれ球に反応した18番が決めて2点目を奪取。
未だ攻撃を繰り出せない駒場学園を尻目に、さらに攻め続ける東海大菅生は66分にも追加点。右サイドからのクロス、ファーサイドで折り返したところをゴール前で10番が流し込み、冷静にゴールネットを揺らした。
先制、中押し、そしてダメ押しと効果的に加点し試合を決めた東海大菅生。駒場学園を3対0で退けて2次予選進出を決めたチームが目指すは過去3年悔しさを味わったあの西が丘。リベンジに燃える東海大菅生の今後の戦いから目が離せない。