河栁幸太郎のV弾で愛工大名電が名経大高蔵を下す

名経大高蔵vs愛工大名電

 岡崎城西高等学校サッカー部と名古屋高等学校サッカー部が主催する令和元年度愛知新人戦(新人選手権大会)8強が激突するCopa Aichi 愛知杯が7月11日に開幕を迎え、1回戦(25分×4本)第1試合、名経大高蔵愛工大名電の一戦が豊田市陸上競技場で行われた。

  試合開始直後に主導権を握ったのは愛工大名電、1本目12分に5番林田創太朗が強烈なミドルシュートを放ち、ポストに直撃する。更にその直後、10番稲毛快斗がゴール前でのチャンスを得るも、放ったシュートは枠を外れてしまう。名経大高蔵も15分以降攻める時間が増す。55番石川大輝が絶好のチャンスを迎えるもゴールにはならず。愛工大名電は9番河栁幸太郎が前線でストライカーとして身体を張り、11番有賀悠斗はサイドで快速を活かしチャンスに絡む。名経大高蔵は81番七種広人が後ろで守備を固め、97番神之浦匠はフィジカルと技術を兼ね備え、中盤で攻守に貢献する。

  2本目は名経大高蔵も51番坂田宏樹、55番石川大輝が細かいパスワークで相手を翻弄し、98番水谷文哉がスピードで攻撃にアクセントを加える事で、愛工大名電を脅かす。しかし、先にチャンスをモノにしたのは、愛工大名電。2本目23分に、11番有賀悠斗が右サイドを駆け上がりクロスをあげると、9番河栁幸太郎が豪快にゴールに押し込み先制点を奪取。

  3本目、4本目と名経大高蔵も追いつく為に、テンポ良くパスを繋ぐ。35番小宮翔朱が右サイドから強烈な地を這うシュートを放つも、これはポストに直撃。9番玉越耀が前線でタイミングよく攻撃に絡み、アジリティの高い73番横尾青空と最後までゴールを脅かすも、愛工大名電が虎の子の1点を守り切り1-0で試合を制した。

▽Copa Aichi 愛知杯
Copa Aichi 愛知杯