2本目7分、中京大中京2番栗野颯馬が左サイドからクロスを上げると、これがディフェンダーに当たってコースが変わってしまい、そのままゴール。流れに乗る中京大中京は8分にも、7番伊藤修汰の右サイドからのクロスに、ファーサイドにいた9番別府輝がヘディングできっちりとゴールを決め、リードを2点に広げる。2点を追いかける名経大高蔵は29分に45番水野祥梧がキーパーとの1対1の機会を迎えるも、決めきることができない。

　3本目になると名経大高蔵が左サイドから怒涛の攻めを見せる。33番南祐希は左サイドを独走し、59番杉浦大翔は前線でトリッキーなプレーで相手を手玉に取り、51番坂田宏樹が攻撃をコントロールする。中京大中京は12番米田翔哉が小柄ながらも、カウンター時に絶妙な動き出しで攻撃の第一手目としてボールを引き出す。10分、名経大高蔵59番杉浦大翔が浮き球を豪快なドライブシュートでゴールを脅かすも、枠を捉えきれず。すると22分、今度は中京大中京が反撃に出る。94番遠藤啓太からの右サイドからのクロスに20番鹿島心真が合わせ、ダメ押となる4点目を決め、4-1で名経大高蔵に勝利した。