中京大中京、下位T決勝で名経大高蔵を撃破

中京大中京vs名経大高蔵

 岡崎城西高等学校サッカー部と名古屋高等学校サッカー部が主催する令和元年度愛知新人戦(新人選手権大会)8強が激突するCopa Aichi 愛知杯の下位トーナメント(30分×3本)決勝が7月12日に行われ、中京大中京名経大高蔵を4-1で下した。

 開始から両者激しくぶつかり合う。中京大中京は7番伊藤修汰・10番中村亮太、11番佐野稜真が試合のペースを作り、9番別府輝がタイミングよく前線でポストプレーに参加する。名経大高蔵は93番崎濱治が左サイドをスピードで駆け上がり、11番亀山柊人がドリブルで相手を翻弄し、45番水野祥梧は中央からボールを運ぶ。先に仕掛けたのは中京大中京。開始5分、11番佐野稜真の右からのクロスに9番別府輝がジャンピングボレーで合わせる。対する名経大高蔵は7分、93番崎濱治の左サイドからの抜け出しから、インサイドで巻いてファーサイドを狙うもこれはゴール枠の外。8分には、中京大中京の9番別府輝のポストから11番佐野稜真につなぎ、シュートを放つもゴールの枠をとらえることをできず。対する名経大高蔵は19分、93番崎濱治が右サイドに絶妙なボールで展開すると、45番水野祥梧が絶好のチャンスを迎えるもこれはオフサイドの判定。

 均衡が破れたのは21分。中京大中京の左サイドからのクロスがそのままゴールインし、意外な形で名経大高蔵が失点してしまう。しかし、22分、名経大高蔵55番石川大輝が左サイドで、相手ディフェンスをすり抜けクロスを上げ、これを45番水野祥梧がしっかりと押し込み1-1で1本目を終える。

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