矢板中央が尚志に3-1で勝利 活動再開後初の対外試合を制す
矢板中央FW多田圭佑 (写真=松尾祐希)
エースの出来が勝負を分けた。
7月4日、昨冬の高校サッカー選手権でベスト4に入った矢板中央と一昨年の同大会で4強入りを果たした尚志が練習試合(40分ハーフ)で対戦。立ち上がりから互いの“らしさ”が出る展開となった。
ホームの矢板中央は伝統の堅守速攻で手堅く試合を展開。最終ラインのDF島﨑勝也(2年)を軸に粘り強く守り、素早く攻撃を繋げる。特に光ったのがFW多田圭佑(3年)。機敏な動きで相手の背後を突き、攻撃陣を牽引した。
一方の尚志はDFチェイス・アンリ(2年)らが相手の攻撃を跳ね返し、最終ラインからボールを丁寧に繋ぐ。そこからボランチの渡邉光陽(3年)が攻撃のスイッチを入れ、FW阿部要門(3年/山形入団内定)を起点に攻め込んだ。
ただ、互いに良さを出すも、シュートチャンスがなかなか作れない。前半は互いに決定機を得られずにスコアレスで折り返した。