交代出場の加藤豪太が値千金のゴールで山梨学院が米子北に1-0勝利、3年前のリベンジに成功
決勝ゴールの山梨学院加藤豪太(写真中央)
12月31日、第99回全国高校サッカー選手権大会1回戦が浦和駒場スタジアムで行われ、3年ぶり7回目の出場で88回大会優勝の山梨学院高等学校(山梨)と、11年連続16回目の出場となった米子北(鳥取)が対戦し、交代出場のCB加藤豪太が値千金のゴールを決め、山梨学院が1-0で勝利した。両校は3年前の2017年大会の1回戦で対戦し、その際は2-1で米子北が勝利していたが、今回は山梨学院がリベンジを果たした。勝利した山梨学院は1月2日、NACK5スタジアムで行われる2回戦で鹿島学園(茨城)と対戦する。
強風が吹き荒れる中、試合開始から各局面で激しいバトルが繰り広げられる。時間の経過とともに、徐々に風上の米子北が圧力で上回り始めると、奪ったボールを次々と相手DFラインの裏に送り、2トップの7番FW崎山友太と11番FW中田来輝がそこに走り込む。しかし最初の決定機は山梨学院。ゴール前で11番MF広澤灯喜が自陣からのロングボールの折り返しにボレーで合わせるも、これはGKのファインセーブに合ってしまう。対する米子北にも決定機。左CKの流れから、ゴール前で5番MF林莞大がフリーになりシュートを狙うも、こちらもGKにセーブされゴールならず。更に米子北は裏に抜け出したFW崎山がバウンドに合わせヘディングでGKの頭上をループで狙うもシュートは枠を外れてしまう。ピンチを凌いだ山梨学院は中盤で14番MF石川隼大にボールが収まり始め、細かくパスを繋ぎながらペースを握る。
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▽第99回全国高校サッカー選手権
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