前回大会8強の仙台育英が初戦突破!勝利の立役者はハット達成の2年生の島野怜
ハットトリック達成の仙台育英MF島野怜
前回大会のベスト8である仙台育英(宮城)が初戦となる2回戦を突破し、次のラウンドにコマを進めた。
勝利の立役者はハットトリックを達成した2年生の島野怜だ。「公式戦では初めてのこと」と、喜びをかみしめた。
1点目は32分。右クロスがいったん左サイドに流れ、攻撃をやり直したFW佐藤遼(2年)からの折り返しを右足ワンタッチで決めた。2点目は58分、右CKのチャンスだ。味方のシュートがディフレクションし、ちょうど島野のところにこぼれてくる。これを胸トラップ&ターンしながらのボレーで仕上げた。
そして、3点目は63分。右からのFKをファーサイドで味方がヘディングシュートし、クロスバーに当たってはね返る。そのボールにいち早く反応したのが島野だった。
「選手権前はなかなか点が取れなかったけれど、ここから結果を出し続けられたらと思う。個人的には1試合1得点が目標。前回大会も経験しているひとりとして(チームがいい方向にいくように)周りに声をかけながらやっている」
【次のページ】 U-16日本代表候補のトレーニングキャンプに参加し、大いに刺激を受けた
▽第99回全国高校サッカー選手権
第99回全国高校サッカー選手権