後半5分、堀越の攻撃を牽引し続けるキャプテン6番から右サイドの15番へ。15番がそのまま強烈なシュートを放つがキーパーにはじかれる。
9分には帝京。右サイドで鈴木啓太郎とのワンツーで切り込んだ浅見颯人がそのままシュート。これがゴールに吸い込まれ帝京追加点。後半立ち上がり、ペースを握っていたかに見えた堀越には痛い失点となった。
だが集中力を切らさない堀越。11分、帝京はFKから長倉、浅見と繋ぎシュートを放つがこれを堀越キーパーがファインセーブ。
15分、帝京はまたもセットプレーからチャンスを演出。この日再三素晴らしいボールを配給する五十嵐がFKを蹴りこむ。これを長倉が競って最後は鈴木啓太郎がゴールへ押し込み帝京が決定的ともいえる4点目を奪う。
その後一進一退の攻防が続き、主導権の奪い合いに。
すると33分、帝京・鈴木啓太郎がドリブルでペナルティエリアに侵入。これを堀越が倒してしまいPKを与えてしまう。そのPKを長倉が冷静に蹴り込み5点目。試合を決めた。
37分、堀越は退場者を出し1人少ない状況になってしまうが、そこから意地を見せる。
残り10分、1人少ない堀越が攻める時間が続く。後半アディショナルタイム、CKからのこぼれ球を谷野大地が押し込みゴール。
一矢報いるが、さすがに時すでに遅し。このまま試合終了。
チャンスをものにした帝京が快勝する形となった。
(取材=佐々木竜太)
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