9月18日、T1リーグ第16節、成立学園対都立三鷹中等教育学校学園の一戦が駒沢第二球技場で行われた。
現在T1リーグ5位の成立学園はここまで15試合を消化して、7勝6敗2引分け、勝ち点23。上位に食い込むためには是が非でもこの試合で勝ち点を積み上げたい。対する都立三鷹中等教育学校は13試合を消化して、2勝11敗、勝ち点6。降格圏を抜け出すためにはこれ以上負けられない一戦に臨む。
前半5分、試合はいきなり動く。スルーパスに反応した都立三鷹中等教育学校23番が裏へ抜け出すと、落ち着いてゴールに流し込み、都立三鷹中等教育学校が先制。同13分にも中央で受けた都立三鷹中等教育学校23番がミドルシュートを放つがこれはわずかに右に逸れる。
一方の成立学園は、開始直後の失点からか、なかなかうまくかみ合わず、反撃のチャンスを作れない。
そんな中、またも都立三鷹中等教育学校に絶好のチャンスが訪れる。左サイドを突破した河内健哉が低いクロス。ニアに飛び込んだ平光太一が上手く合わせて追加点を奪った。
勝つために、できるだけ早い時間帯で1点を返しておきたい成立学園だが、前半30分近くになってようやく本来のペースを取り戻す。10番が左サイドに大きく展開。これを受けた7番がゴールに向かって仕掛け、9番にラストパス。しかしこれはわずかに合わず。直後の31分には成立学園10番からの正確なロングパスを受けた11番がそのまま持ち込んで、シュートを放つが、バーをかすめてこれも得点ならず。都立三鷹中等教育学校が2対0とリードして前半を終える。