初芝立命館、狭山に6発完勝
2得点の山本啓斗(初芝立命館)
9月20日、第99回全国高校サッカー選手権大阪予選1次予選3回戦がJ-GREEN堺で行われ、狭山と初芝立命館が対戦し初芝立命館が6-0で完勝し2次予選に進出した。勝利した初芝立命館は4回戦で鳳と対戦する。
狭山は1回戦で枚岡樟風に2-0、2回戦で浪速に2-2からのPK戦で勝利。対する初芝立命館は高円宮杯JFA U-18サッカーリーグOSAKA 2部リーグ所属の為シードでこの3回戦からの登場。
初芝立命館は8番MF牧野翔護が中盤でパスを散らしゲームを組み立てる。前線で29番MF岡本士輝がボールを収め、3番FW奥田健人と6番MF山下晃汰が中盤から前線に飛び出していく。小柄な11番MF小泉宝真が左サイドからドリブルでリズムに変化をつけ、12番FW浅利馨が右サイドで深さをだす。初芝立命館がゲームをコントロールすると前半8分、左CKに4番古路耕太がヘディングで合わせ初芝立命館が先制する。同10分には2番山本啓斗のパスからPA内中央に飛び出した奥田が決めて2-0。同26分、山下が右サイドから中に切れ込んでスルーパスを出すと中央から抜け出した山本が落ち着いて決めて3-0。狭山は相手の強度の高さからボールを握ることができず、初芝立命館がリードして前半を終える。
後半に入っても初芝立命館ペースは変わらず後半13分、左CKから山本がヘディングで決めて追加点。一点を返したい狭山は前線からプレスを掛けるも捕まえ切れず、逆に初芝立命館が同34分、PA内に侵入した7番MF小山亮二がDFを振り切りゴール。同35+1分、5番MF松本駿利がPA内左を縦に突破し追加点をあげ6-0で初芝立命館が勝利した。
(文・写真=会田健司)
▽第99回全国高校サッカー選手権大阪予選
第99回全国高校サッカー選手権大阪予選