大商学園vs日新

　後半開始早々、後半も勢いが止まらない大商は43分、中央でボールを受けた5番佐長幸喜が華麗なドリブルで日新のDF陣2人を抜き去りフリーの7番米田拓海にパスを送ると、米田が右足で冷静に決め３−０。このままでは終われない日新は50分、9番香川仁志が果敢に勝負を仕掛けて得たゴール前での直接フリーキックを6番柳生高慶が右足で狙い、GKが弾いたボールに反応したところを10番山口翔太が詰めるもGKにセーブされてしまう。日新が決定機を逃すと大商に追加点が入る。57分、18番吉田涼介が相手陣地までドリブルで運び右サイドに展開し、パスをもらった2番岡本航大が早いグラウンダーのクロスを中央に送るとこれを9番紫田拓真が滑りながら合わせ4点目。更に60分、７番米田拓海が左サイドを崩しグラウンダーのパスに18番吉田涼介が合わせ5点目。このまま試合が終わり５−０で大商学園が勝利した。

　2次予選5回戦に向けて大商学園寺田尚義監督は「今年の大商学園は最後まで諦めずに戦い続ける選手が多いのでそれを全面に出して出ていない仲間の為にも頑張りたい」と話した。勝利した大商学園は2次予選5回戦で大塚と対戦する。

（文・写真＝谷口一樹）