同志社香里vs夕陽丘

 両チームのシステム上中盤が6対5となり6枚の同志社香里が主導権を握る。試合直前から風が強くなったことも影響し風上の同志社香里夕陽丘を押し込む。そして24分、同志社香里は左サイドをMF吉田が崩し深い位置からのマイナスのクロスにニアのFW見世がスルーし中央でフリーになったMF杉谷が合わせ先制する。更に同志社香里は28分右CKがファーに流れたところをDF保坂がコントロールしてシュートを決めて追加点。対する夕陽丘は前線のMF河畑にボールが入らず攻撃の形が作ない。前半は2-0と同志社香里が2点リードで折り返す。

 後半、夕陽丘は風上に立ったことで前半とは打って変わって同志社香里を押し込み始める。そして迎えた69分、夕陽丘は右サイドでFKを獲得するとキッカーのFW長田が低いボールをニアサイドに合わせるとDF安川がこれをゴールに押し込み1点差に詰め寄る。その後は同点に追いつきたい夕陽丘が同志社香里に圧力をかけ続ける。逃げ切りたい同志社香里はそこからうまく時間を使いながら試合を進め、結局このままスコアは動かず2-1で同志社香里が勝利した。勝利した同志社香里は10月18日に大阪産大附と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽第99回全国高校サッカー選手権大阪予選
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