終盤にPKで得た1点を守り切った大分が長崎総科大附を下す
大分が長崎総科大附を完封(写真=編集部)
8月1日から3日にかけて熊本県内で開催される「2020 強化交流 U-18 サッカーフェスティバル in 大津」。この日最後の第4試合となった大分と長崎総科大附の一戦は、終盤にペナルティキックで得た1点を守り切った大分が粘る長崎総科大附を退け1-0で勝利した。
立ち上がり、ショートパスを丁寧に繋ぎ遅攻を軸に攻撃を展開する大分。一方、長崎総科大附は堅実な守備からシンプルに背後を狙うスタイル。
大分が押し気味に進めるが、長崎総科大附が決定機を作らせない。試合が進むに連れて、徐々に長崎総科大附も攻撃のチャンスを増やしていく。
前半の引水タイム明け、大分が何度か決定機を作るがバーに阻まれるなどゴールには至らず。長崎総科大附も前半終了間際に11番FW小田晃暉による左サイドの突破からチャンスを作るもノーゴール。スコアレスで前半を終えると試合は後半戦へ。
後半立ち上がりは前半同様大分がボールを支配して進めるが、10分を過ぎた辺りから運動量が落ち始めた大分に対しサイド攻撃で長崎総科大附がギアを上げ押し込む。
互いに譲らない展開が続くが、終盤に大分がこの日最大のビッグチャンスを迎える。
後半32分大分、左サイドを崩しに掛かるとクロスは相手ディフェンスに引っかかるもイレギュラーに跳ねたボールが長崎総科大附ディフェンスの手に当たりペナルティエリア内でハンドの判定。
この日大分攻撃陣を最前線で引っ張り続けた10番FW堤聖司が大きく深呼吸をしボールをセット。迷わず蹴り出されたボールは右へ強烈に突き刺さりゴール、1-0と大分が待望の先制ゴールをゲットする。
その後は長崎総科大附が猛攻を繰り出すも、大分が逃げ切り試合は終了。1-0でタフな試合を大分がモノにした。
(文・写真=編集部)
▽2020強化交流U-18サッカーフェスティバルin大津
2020強化交流U-18サッカーフェスティバルin大津