終始優位に進めた東福岡が3ゴールで長崎総科大附に快勝

東福岡が3ゴール(写真=井芹 貴志)

 「2020強化交流U-18サッカーフェスティバルin大津」の2日目第1試合は、初日を共に1勝1敗で終えた東福岡(福岡)と長崎総科大附(長崎)が対戦した。

 立ち上がりは長崎総科大附のタイトなアプローチを受けてなかなか前を向けない戦いを強いられた東福岡だったが、MF上田瑞季(3年)やMF佐藤聡史(3年)が関わりながらボールを動かし、少しずつ長崎総科大附を押し込む。
 スコアが動いたのは12分。右サイドのスペースに抜け出したMF遠藤貴成(3年)が長崎総科大附のDF陣と出てきたG K梶原駿哉(3年)もかわし、左足で落ち着いて流し込み、東福岡が先制する。
 リードを奪われた長崎総科大附は15分すぎから落ち着いてボールを動かせるようになり、大きな展開で東福岡を揺さぶる。だが東福岡は距離感を意識しながら整った守備ブロックと速い出足で侵入を許さない。
 長崎総科大附はそれでも31分にコーナーキックからのファーサイドでの折り返し、34分にもサイドチェンジからクロスとチャンスを迎えるがゴールならず。東福岡も追加点のチャンスはありながら、長崎総科大附も固い守備で対応し、前半は1-0で折り返した。

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▽2020強化交流U-18サッカーフェスティバルin大津
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