後半3分、都立秋留台8番原澤洸之介が相手のDFラインの隙をつき、キーパーとの一対一を迎える。これは惜しくもゴール左に逸れる。
 同6分、国際基督大高20番山本康介の右サイドからのアーリークロスに、19番中山颯大がファーサイドで反応するが、これはゴールには結びつかない。同26分には都立秋留台2番立川大幸が浮き玉をコントロール。見事なドライブシュートはゴール左上角にいくも、1番GK渡辺哲平のスーパーセーブに阻まれ、ゴールならず。

 そして、スコアレスのままPK戦に突入。国際基督教大高のシュートがポストとバーに阻まれ、4-2で都立秋留台が勝利し2回戦に駒を進めた。自分たちの時間を中盤から作った国際基督教大高であったが、勝負強さを見せた都立秋留台の前に涙をのんだ。

(文・写真=編集部)

▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
第99回全国高校サッカー選手権東京予選