均衡を破ったのは後半2分の芝浦工大高だった。10番中村颯吾が蹴ったコーナーキックは、ボールをニアで3番三島宏太が触りゴールに吸い込まれ先制に成功。先制点を奪い勢いにのった、芝浦工大高は直後の同5分、10番中村颯吾が左サイドでボールを得ると、右足で巻いてゴール右上を射抜くスーパーゴール。見事な連続ゴールで芝浦工大高が2点を先取する。一方、5分間で2点を許した都立墨田工は、同9分、9番大橋嶺央が右サイドを突破しクロスを上げると、中で10番平野航が待ち受けるが、これはミートする事が出来ない。

 追加点を奪いたい芝浦工大高は同14分、7番麦倉瑠晟がキーパーとの一対一から華麗にチップキックで流し込むもゴールを僅かに外れる。しかし、同20分、芝浦工大高は右サイドからのクロスに11番仁保将矢がヘディングで合わせ、欲しかった3点目をゲット。一方、都立墨田工は8番地挽里紅が同29分、ゴール前で右足を振り抜き、ゴールネットを揺らし一矢を報いるも万事休す。芝浦工大高が3-1で勝利し2回戦に駒を進めた。

(文・写真=編集部)

▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
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