武蔵イレブン(写真=矢島公彦)

 1回戦を2-1の逆転勝利した武蔵と5-0で完封勝利した日大ニの2回戦は激しい試合展開となった。

 試合は前半序盤から一進一退の攻防となったが、前半26分に日大ニのスルーパスに抜け出したFW9番掛鞍隼乙が相手GKを交わして無人のゴールに流し込み日大ニが先制点を奪う。武蔵も攻撃を組み立てるも前線までパスがつながらず1-0で日大ニリードで前半終了。

 後半も序盤から日大ニの積極的な攻撃が続くも追加点を奪えない。すると徐々に武蔵のパス回しがつながり始め後半13分に武蔵がゴール前に上げたクロスに日大ニ高DFがクリアボールが武蔵のゴールを揺らし武蔵が思わぬ形で同点に追いつく。同点に追いついた武蔵はこのゴールで勢いにのり後半23分にゴール前で得たフリーキックを武蔵FW7番浜野和輝が左上隅に見事に決めて武蔵が遂に逆転。その後は日大ニがFW浜野和輝、FW9吉松拓哉へボールを集め再三ゴールに迫るも最後まで武蔵の固い守りを崩せず、武蔵が2-1で逆転勝利し1次予選ブロック決勝戦へ進出した。

(文・写真=矢島公彦)

▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
第99回全国高校サッカー選手権東京予選