後半開始から都立福生が畳み掛ける。後半3分、都立福生は7番柴崎隼人の優しく浮かしたスルーパスに14番程内一斗が裏に抜け出すと放ったシュートは惜しくもゴール右に逸れノーゴール。
 なんとか嫌な流れを断ち切り反撃に転じたい都立小平西だがその後も都立福生の猛攻を浴びる。全員が守備に参加し決定的なシーンは5番池田奏大や6番佐原優志、代わって入ったGK12番白木高志が身体を投げ出し死守する。反撃に出たい都立小平西は同20分、右サイドからサイドチェンジのボールを得た14番早田浩也が右足を振り抜きシュートを放つも枠を捉えることは出来ず、14番早田浩也が攻守において奮闘する。
 終盤の29分にも都立小平西は、11番三上陽生が右サイドからロングシュートを放つが枠を捉える事が出来ない。都立小平西は、10番須坂光希を前線からセンターバックにがポジションチェンジしチーム全体を最後まで鼓舞。しかし、無情にもここで試合終了のホイッスル。

 チャンスをしっかり決めた都立福生が2-1で都立小平西に勝利。負けた都立小平西の想いも乗せて、都立福生がブロック決勝を戦う。

(文・写真=編集部)

▽第99回全国高校サッカー選手権東京予選
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