西武台イレブン
西武台、鮮やかな逆転勝ちで8強入り!浦和西は2点のリードを守れず
10年ぶりの選手権出場を目指す西武台が鮮やかな逆転勝ちで8強入りを決めた。
10月24日、高校サッカー選手権埼玉県予選の3回戦が行われ、西武台は47年ぶりの出場を目指す浦和西と対戦。1ボランチの3−5−2でスタートしたものの、序盤から相手の鋭い出足に苦戦する。最終ラインからロングボールを蹴り込まれ、前縁に入ったボールも相手にキープされてしまう。CBの大川和貴(3年)、武笠隼季(2年)、原田蓮斗(2年)の中心に何とか跳ね返していくが、こぼれ球を攻撃に繋げられない。
前半20分にはゴール前でFKを与えると、竹下颯真(3年)のキックからDF珍田知輝(2年)に頭で決められてしまう。さらに直後の23分にも竹下のFKから吉田雄飛(3年)に押し込まれ、早い段階で2点のビハインドを背負った。以降も相手に主導権を握られ、守備に追われる時間が増える。決定機もほとんど作れず、0−2で前半を終えた。
迎えた後半、西武台は3−4−2ー1に変更し、トップ下の村田智哉(3年)をボランチへ配置。左ウインバックの川口太誠(1年)に代えて武田蒼平(3年)、トップ下の福沢安莉(2年)を下げて南雲俊治(3年)を投入し、巻き返しを図った。すると、この交代策と守屋保監督からの檄で西武台が息を吹き返す。
▽第99回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第99回全国高校サッカー選手権埼玉予選