浦和内定の青森山田41番藤原優大

 後半3分、米子北75番佐野航大がカウンターからドリブルで駆け上がり、25番中田来輝にスルーパスを通す。キーパーと一対一を迎えるもGK韮澤廉がファインセーブ。対する青森山田も後半4分、79番内間隼介が絶妙なタイミングでDFラインの裏に抜け出し、シュート。しかし、これはGK長崎勇也が弾く。均衡が破れたのは同8分、米子北がフリーキックのチャンスからキッカーは90番横山凌雅。左足で蹴った球はゴール左上隅に吸い込まれ、米子北が先制に成功する。しかし、青森山田は同15分、25番藤森颯太が右サイドからクロスを上げると、73番安斎颯馬がファーサイドで押し込み試合を振り出しに戻す。すると直後の同18分、青森山田は左サイドでフリーキックのチャンス。浦和内定の41番藤原優大のフリーキックは、相手にあたりコースが変わり、そのままゴールに入り逆転に成功する。結局この1点が決勝点になり、勝負強さを見せた青森山田がグループリーグを3連勝でフィニッシュした。

▽第8回和倉ユースサッカー大会2020
第8回和倉ユースサッカー大会2020