前半の出来が勝負に直結 大分U-18が2連勝で暫定首位に浮上

大分トリニータU-18イレブン (写真=松尾祐希)

 前半の出来が勝負に直結した。

 9月22日、スーパープリンスリーグ九州の第3節が行なわれ、大分トリニータU-18は福岡フットボールセンターで筑陽学園と対戦。3−4−2−1のシステムで挑んだ大分はボールを保持しながら、積極的に攻撃を仕掛けていく。筑陽学園が1トップ+2シャドーの布陣に戸惑ったことも重なり、CBとボランチのギャップをうまく使いながらチャンスを作った。

 7分には右サイドをFW井手真渚人(3年)が打開すると、ゴール前に絶妙なクロスを供給。これにFW平川絢大(3年)が反応し、先制点を奪った。勢いに乗った大分U-18は以降も主導権を掌握。11分には平川が左サイドから仕掛け、左足でシュートを決めてさらにリードを広げた。

 以降は相手が5バック気味にしたことでリズムを失い、中盤より先にボールを繋げない場面が散見。思うように試合を運べず、決定機を作る場面が減った。しかし、守備陣が集中力を切らさずに守り、相手にゴールを許さない。2点リードで前半を終えた。

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