FW宮原のハットトリックなど4得点を挙げた大津がV長崎U-18を下し、4連勝でBグループ首位をキープ

大津 vs V・ファーレン長崎U-18(写真=井芹 貴志)

 「高円宮杯JFA U-18サッカー スーパープリンスリーグ2020九州」Bグループ第15節、大津町運動公園陸上競技場では、ここまで3勝の大津(熊本)と2勝1分のV・ファーレン長崎U-18(長崎)の無敗同士が直接対決。結果は大津が4−0で貫禄勝ちした。

 ゲームは立ち上がりから、大きな展開で揺さぶりながら3トップが相手DFラインの背後にランニングする大津のペース。長崎U-18は全体を下げられながらも後ろからしっかり組み立てようと試みるが、大津は高い位置からプレッシャーをかけ、ボールを運ばせない。
 ゲームが動いたのは17分。ゴール前の浮き球の競り合いで得たPKをFW宮原愛輝(3年)が決め、大津が先制する。しかしこの場面でFW坂本充(3年)が左手を傷めて退き、代わってFW長友陸翔(3年)がピッチへ。先制した大津はその後も、相手の状況を見た正確なフィードや、左右ウイングとボランチのからんだコンビネーションなどでチャンスを作るが、長崎U-18はGKの首藤光翼(2年)の好反応などで凌ぐ。
 だが大津は30分、右のショートコーナーからのクロスを中央で競り勝った主将のFW半代将都(3年)が頭で合わせ追加点を奪うと、さらに35分には左からのクロスに宮原が合わせ、3点リードで折り返した。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカースーパープリンスリーグ 2020 九州
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