後半、1点ビハインドの専修大附が序盤から仕掛ける。
後半6分、前半でも見せてくれた専修大附の11番の素早い裏への抜け出しから、GKと1対1に。 これはファールで止められるも、ここから幾度も都立松が谷守備陣を脅かす。 後半22分、またも11番が相手DFの背後をとり、GKと1対1になるが、シュートはわずかに左に逸れる。 後半32分にも、専修大附が右サイドからクロス。11番がフリーで頭で合わせるも、松が谷GKのファインセーブ。じわりじわりとゴールに近づいてくる専修大附。
直後、後半33分。専修大附6番が2列目から鋭い飛び出しからパスを受けてそのまま流し込み、ついに同点に追いつく。こうなると会場の空気は専修大附押せ押せムード一色。
勢いそのままに後半37分。専修大附は、左サイドから右サイドへ展開。右サイドからゴール前にクロス。一度は防がれるも、11番が粘って押し込み、3対2とする逆転ゴール。結局これが決勝点となり、劇的な逆転劇を見せてくれた専修大附の勝利で終わった。
【取材・文=光森圭祐】
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