14日、都立松が谷VS専修大附の一戦が駒沢補助競技場にて行われた。
 この日は朝から晴天で気温が高く、体力の消耗が激しいコンディションの中、両チーム共90分最後まで戦い抜き、非常に見ごたえのある一戦となった。

 試合序盤、高い位置でDFラインを保ち、前線から積極的にプレスをかける都立松が谷がリズムをつかむ。

 前半9分、左からのコーナーキック。ゴール前での競り合いから、こぼれ球を15番が最後に押し込み先制点。先制直後も都立松が谷の20番が鋭いドリブルで専修大附ゴールにせまり、DFもたまらずファールで止める。
 このまま都立松が谷ペースになるかと思いきや、専修大附も簡単には主導権を渡さない。

 前半11分、左サイドからの絶好のクロスに専修大附の19番が頭で合わせるも、これはわずかに枠を捉えず。
 直後、専修大附の19番が相手DFの裏へ抜け出し、GKと1対1になるが、都立松が谷GKのファインプレーに阻まれる。

 前半17分、専修大附の11番が、素早い裏への抜け出しから8番にラストパス。落ち着いてこれを決め同点。試合は振り出しに戻る。

 一進一退。どちらが試合の主導権を握るか分からないまま、直後の前半19分。都立松が谷12番が右サイドを突破し、右足を振りぬく。強烈なシュートはそのままネットをゆらし、勝ち越しに成功する。

 その後は都立松が谷のペースで試合が進む。
 前半36分、20番→15番→12番へと小気味良いコンビネーションから相手ゴールを脅かすが、これは相手DFの体を張った守備により阻まれる。
 その後も攻撃を繰り出す都立松が谷が2対1と勝ち越したまま後半戦を迎える。

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